卓球ラバーの雑学を紹介します。
色って実は赤と黒だけでなく、片面が黒ならあとは青とピンクと紫と緑が認められているんです!(2021年10月1日〜)
以下で詳しく解説します。
卓球ラバーの色の話!赤と黒となった経緯
まずはラバーの歴史の話を解説します。
元々はラバーの色ってなんでも良かったんです。
元々は自由だった
卓球の歴史は用品の歴史でもあり、ラバーがない時代とかもありました。
そしてラバーの色も自由。天然ゴムの色そのままの色だったり、日本では赤色が主流でした。
1970年台くらいには両面黒とかの選手もいたんです。
1983年に別色にせよと号令
それが1983年に「両面にラバーを貼る場合は異色でなければいけない」というルールが制定されました。
経緯としては、アンチラバーや粒高などの異質ラバーを片面に貼り、回転させる戦型が強すぎたため。
(バタフライのアンチスピンは1974発売)
色が同じだとどっちなのか分かりにくいですよね。
あとテレビで見ている視聴者からするとさらに訳がわからず、なんかミスしまくるゲームだなぁ・・となることを危惧してという説もあります。
その後赤と黒で固定
その後、1985年には「ラバーの色を明るい赤と黒に限定する」とされそれ以降、2021年までは赤と黒だけとなりました。
だったのですが・・・
(以下に続く)
卓球ラバーの色ルール変更!2021年より3色目が解禁
という流れの中で、別に赤と黒でなくても良くね?となり、2021年10月より3色目が解禁されました。
対象となる色は
ブルー、ピンク、ヴァイオレット、グリーン
です。
これらはレッドの代わりとなるため、ブラックは固定しなくてはなりません。
(ピンクとレッドとかだと視認性が悪い)
新色で購入できるオススメラバーまとめ!
新色で買えるオススメラバーを紹介します。
青色:V>15 Extra
まずはVICTASの看板ラバー「V>15 Extra」です。
こちらは青と黒、赤が販売されています。
ブルー↓
ブラック↓
レッド↓
ピンク:
同じくVENTUSからは
- VENTUS Limber ピンク
- VENTUS Stiff ピンク
- VENTUS Extra ピンク
も出ています。
ピンクは赤と似ているので導入しやすいですね。
緑色:グラスD.TecS
続いては緑色のラバー「グラスD.TecS」です。
- グラスD.TecS GS グリーン
- グラスD.TecS グリーン
対象はこの2枚です。
緑色:ヘキサー
アンドロ社からはヘキサーシリーズとラザンダーが登場!
- ラザンター R48 グリーン
- ラザンター R53 グリーン
- ヘキサーグリップ グリーン
- ヘキサーパワーグリップ グリーン
ラバーの色ごとに性能の違いがある?という説も
ちなみにこれは噂レベルの話ですが、ラバーの色ごとで性能に違いがあるという人もいます。
例えば、黒の方が(赤よりも)ラバーが柔らかくなりやすいからフォア面にするなどです。
違うジャンルですがミニ四駆などは色によるタイヤ等の性能差が認められているそうなので、ラバーでも理論上はあり得るのかもですね。
※公式では違いはないとされています。
終わりに。カラフルラバーの使い手となり目立とう
そんな感じでカラフルなラバーは世界的に認められています。
卓球で有名になりたい人は、実力もさることながら、目立つ色のラバーを使っていくというのもありです。
また、実務的にも几帳面な相手なら色が違うことでフォームを崩すかもしれません。
(あとラケットを間違えにくい)
ぜひ使ってみてください。
ちなみに使っている選手としては、太洋歯科の徳島柚葉選手などです。
徳島柚葉選手の構成
- R:ゴーズィSL OFF(アンドロ)
- F:ラザンター R53(アンドロ)
- B:インバ―シャル XS(バタフライ)
ではまた、良い卓球ライフを!
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