高弾性高摩擦ラバーの代名詞といわれ、発売から50年以上が経過してもいまだ根強いファンのいる「スレイバーシリーズ」
今日はこのスレイバーシリーズの特徴や魅力、各ラバーの違いについて紹介していきます。
スレイバーシリーズって何?
スレイバーシリーズとは、1967年にバタフライ社から発売された高弾性高摩擦性の裏ソフトラバーです。
扱いやすいうえに、スピードと回転もそこそこかかり、値段も3000円程度というバランスが魅力で、スポンジ固さを変えたいくつかのバージョンが出ています。
スレイバーシリーズの特徴はドライブが弧を描くように飛んでいくという点。
そこまでスイングスピードがなくても、ループドライブを使えたりするので、初中級者のドライブマンにはオススメです。
では、以下でそんなスレイバーシリーズの各ラバーを見ていきましょう。
スレイバーシリーズおすすめまとめ
スレイバーシリーズとしては、現在以下のバージョンが発売されています。
・スレイバー
・スレイバーEL
・スレイバーFX
それぞれの違いについて説明してきます。
原点にして元祖!スレイバー
まずは、スレイバーシリーズ初代のスレイバー(無印)です。
この初代スレイバーは、けっこうラバーが固めなので、回転はかかりスピードは出るものの、コントロールはけっこう難しいのが特徴。
さらに扱いやすくなったバランス型スレイバーEL
続いてはスレイバーELです。
このスレイバーELでは、スレイバーに比べややスポンジが柔らかくなり、コントロールしやすくなっているのが特徴。
とはいえ、柔らかすぎることはなく、サービスなどはきっちり切れます。
バランス型を目指すプレイヤーにオススメ。
あと余談ですが、サンダーストームみたいなパッケージは結構気に入ってました(笑)
スポンジが柔らかいコントロール系型スレイバーFX
続いてはもっともスポンジの柔らかいスレイバーFXです。
このスレイバーFXは、けっこう信じられないくらいスポンジが柔らかくて、ボールを一度掴んでそのあと離すような感覚の打球感。
威力はあまり出ないですが、初心者にはオススメのラバー。
廃版されしハイテンション!スレイバーG2
じつはスレイバーシリーズとしては、もう一つ今は廃版になっているのですが、ハイテンション系のスレイバーG2というラバーがあります。
打球感やドライブの放物線といったスレイバーと特徴はそのままに、ハイテンション技術によりスピードを格段にアップさせた一品。
値段は4200円程度とやや高め。
なぜ廃版になったのかは不明ですが、スレイバーシリーズとのシナジー効果がでなかったんでしょうか?
個人的にはけっこう好きだったのに残念、、
ちなみに、G2を柔らかくしたG2フレックスというやつもあります。
【訳あり/即日発送】バタフライ 卓球ラバー スレイバー・G2・FX(裏ソフトラバー)
終わりに。スレイバーは不滅
ここまでスレイバーシリーズのラバーの特徴をまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
スレイバーシリーズは、最近ではそこまで使用者は多くないですが、昔からスレイバー一本というようなおじいちゃんとかでめっぽう強い人がいるので、スレイバー使いは要注意です。
独特な軌道があるので、対戦するときはドライブに注意していきましょう。
逆に自分で使った場合もけっこういやらしいドライブになるので、割とオススメ。
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