ラバー

4種類の卓球ラバーの特徴と違い

卓球のラケットに貼る赤と黒のゴムがありますね。

あのゴムのことをラバーといいます。

卓球のラバーは、実は種類があって、大きく4種類に分かれています。

今日はその卓球のラバーの違いについて説明していきたいと思います。

卓球のラバーを張る意味

まずなぜ、卓球のラバーを貼るのか、という話から始めていきたいと思います。

結論から言えば、ボールの弾みを増すためです。

その昔、戦前くらいの卓球においては、ラバーという概念はなく、当時の卓球はむき出しの木の板で打ち合いを続けるゲームだったそうです。

しかし、その戦いはボールに威力が出ず、かつネットの高さが今よりも高かったこともあって、数時間続くこともざらだったといいます。

それはさすがに非効率だということで、ラバーというものが貼られるようになったのです。

4種類のラバーについて

そんな感じの歴史で貼られることとなったラバーですが、実は全て同じというわけではありません。

ラバーの種類としては、大きく分けると4種類あり、それぞれ表ソフト、裏ソフト、粒高、アンチラバーと呼ばれています。

簡単に特徴をまとめると以下の通り。

  • 表ソフト・・・回転はかけにくいがスピードが最も速い
  • 裏ソフト・・・回転が書けやすくスピードも速い
  • 粒高・・・回転がかけにくくスピードも遅いが、相手の回転を打ち消し逆転させる
  • アンチ・・・回転はまったくかけられないが、相手の回転を無効化する。

それぞれについて見ていきましょう。

スピード重視の表ソフト

まずは表ソフトラバーからです。

これはラケットの表面がでこぼこしたタイプのラバーで、かつでこぼこの高さが低いものを指します。(でこぼこの長さが高いと粒高になる)

この表ソフトラバーの特徴はとにかくスピードが速いということ。

相手の回転も裏ソフトよりは受けにくいので、スピードとパワーで押し切りたいという人に向いているラバーです。

回転を掛けやすい裏ソフト

続いては裏ソフトラバーです。

現代卓球においては、最も一般的なラバーとなります。

この裏ソフトラバーについては、守備型用、攻撃型用などで弾みについてはいろいろありますが、共通している特徴としては回転を掛けやすいという点です。

卓球では摩擦によって回転をかけるので、回転をかけやすいということは相手の回転の影響も受けやすいということになる点は一長一短ですが、相手を圧倒するスピンやテクニックで勝負したいという人にオススメのラバーです。

回転を逆転させるトリッキーな粒高

3つ目としては粒高ラバーです。

粒高ラバーは一見すると表ソフトと似ていますが、違いとしては粒の高さが高いこととなります。

粒高ラバーの特徴は、相手の回転を逆転させること。

初めに聞くと何をいっているんだ?

という感じですが、粒高ラバーの場合、ボールを打つ際に高い粒が倒れて跳ね返るため、それによって回転が逆転するのです。

また、相手の回転を粒高ラバーが一部吸収するため、回転の影響も受けにくいとされています。

まあ、実際に打ってみればわかるかと思いますが、慣れるまではかなり厄介な相手です。

変則的なプレイで相手を翻弄したい人や、相手の回転に翻弄されたくない人におすすめ。

ノースピンの境地!アンチ

最後はアンチラバーについてです。

アンチラバーというのは見た目的には裏ソフトラバーと同じですが、このラバーは摩擦が全くない点が特徴となっています。

摩擦がないので、ほぼほぼ回転をかけられず影響をうけもしないというゼロの境地のようなラバーで、モーション的にはドライブなのにまったく回転がかかっていない、などの予想外なプレイで相手を惑わすプレイスタイルができます。

もともとアンチ向けとして開発されたラバーもありますが、一方で手入れされていない裏ソフトラバーはアンチ寄りになっていくので、ナチュラルアンチラバーとなっている場合もあり注意が必要です。

終わりに

ここまで4種類のラバーの違いについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

まとめると、以下の通りです。

表ソフト・・・回転はかけにくいがスピードが最も速い

裏ソフト・・・回転が書けやすくスピードも速い

粒高・・・回転がかけにくくスピードも遅いが、相手の回転を打ち消し逆転させる

アンチ・・・回転はまったくかけられないが、相手の回転を無効化する。

一応4種類ありますがアンチと粒高は特殊なので、初めのうちは裏ソフトか表ソフトを選んで基礎力を身に着けていきましょう。